診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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▲:18:00まで
休診日:水曜・日曜・祝日
(祝日のある週の水曜は診療)
2020年8月25日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
せっかく歯を磨くなら、できるだけ効果が出るタイミングに効率よく磨きたいと考える方は多いと思います。
歯磨きのベストタイミングはいつだと思いますか?
「食後すぐ」というイメージが強いかもしれませんね。
どのタイミングの歯磨きが一番大事か…というと「就寝前の歯磨き」です。
その理由は、睡眠中が最もむし歯がつくられやすい時間帯だからです。
寝ている時は口が乾いて唾液の分泌量が減るため、細菌が活発化します。
むし歯を進行させないために、寝る前にしっかりを歯を磨いて、むし歯菌を減らしておくことが大切です。
寝る前の歯磨きは必ず行うとして、食後すぐに限らず、できるタイミングでこまめに歯磨きをするのは、むし歯予防には効果的です。
ごはんやおやつを食べたあとや甘いドリンクを飲んだあとにも歯を磨いたり、口をゆすいだりすれば、とてもいいむし歯予防になります。
特にお子さんの場合は、大人よりも歯が弱く、むし歯になりやすいため、こまめに歯磨きやうがいを行うと予防効果は高まります。
1日1回以上は、デンタルフロスや歯間ブラシといった歯間ケアができる補助清掃アイテムをプラスした丁寧な歯磨きを行いましょう。
というのも、むし歯は歯と歯の隙間に溜まった歯垢からはじまって、そこからお口全体に広がることが多いといえます。
むし歯リスクの高い歯と歯の隙間を徹底ケアすれば、効果的にむし歯予防をできます。
もし1日1~2回しか歯磨きができなくても、歯間ケアをしっかりと行えば、十分なむし歯予防の効果が得られます。
高須岡林歯科では、定期検診の際、お口の状態に合った歯磨きの方法についてもアドバイスしています。
毎日の歯磨きで磨き残した蓄積汚れをクリーニングできますので、ぜひ定期検診にお越しください。お待ちしています。
2020年8月10日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
通院が困難な患者さんのために、訪問診療による口腔ケアを行っています。
口腔ケアは、患者さんご本人はもちろん、一緒に生活されているご家族のみなさまにも好評です。
高齢であったり病気であったりするために寝たきりになっている患者さんの口腔ケアは、リハビリテーションの効果もあります。
入れ歯の調整や虫歯・歯周病の治療といった治療目的のほか、心身をより健やかな状態に回復するためにも役立つことがあります。
口腔リハビリによって「自分の口で食べることで、生きる活力が沸いた」という方は大勢います。
そのことで、患者さんが笑顔をみせたり、会話を楽しむようになったりして、家族間に流れる空気が明るくなったということも、よくあるようです。
また、口腔ケアによって唾液の分泌量が増えるので、お口の中の浄化作用が健全に働き、口臭予防に効果的だったという事例もたくさんあります。
口臭が改善すると、患者さんがいる部屋のにおいが圧倒的に良くなりますので、お世話をするご家族にも非常に喜ばれています。
口腔ケアは、飲み込む力のリハビリになりますので「肺炎」で死亡するリスクを軽減できます。
そのほかにも、食事がおいしくなる、味覚が改善する、唾液が増えてお口の清潔を保てる、虫歯・歯周病の予防など、たくさんのメリットがあります。
唾液が増えると、殺菌・抗菌作用が働きますので、風邪やインフルエンザの予防にも効果的です。
さらには、認知症の予防にも効果があることが、あらゆる研究機関の研究によって明らかになってきています。
口腔ケアはお口の環境を清潔に保つだけでなく、リバビリテーションという側面もありますので、治療計画を立てて、長期に渡って継続して治療を行っていくことで効果が発揮されます。
高須岡林歯科では、指定エリアへの訪問歯科を行っています。
ご希望の方は、フリーダイヤル(TEL 0120-55-6487)へ、お気軽にお問合せください。
2020年7月30日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
むし歯は誰でも平等になる可能性があるもの?…実は、そんなことはありません。
世の中には、「むし歯になりやすい人」と「むし歯になりにくい人」が存在しています。
できることならお子さんは、むし歯になりにくい人に育ってほしいものですよね。
赤ちゃんは、ほぼ無菌の状態で産まれてきます。そして産まれた瞬間から、触れた人や物からさまざまな菌を得て抵抗力を獲得していきます。
では、むし歯菌については、どうなのでしょうか?
むし歯に関しても、赤ちゃんはゼロの状態で生まれてきます。そして、生活を共にするお母さんや家族など、周りの人間からうつります。
唾液からうつるので、かわいいからといって顔やお口のまわりにキスをすると、むし歯菌がうつるリスクが高くなります。
食器や口をぬぐったタオルを一緒につかうだけでもうつる可能性があります。スプーンをフーフーして食べさせるだけでも唾液の飛沫にむし歯菌が入っていて、お子さんにうつしてしまうことがあります。
お子さんを無菌で育てるのは無理ですし、丈夫で病気に負けない身体に育てるためには菌を得ることも大事。神経質になりすぎてもいけませんが、お子さんのむし歯のリスクを下げるためには、むし歯菌をうつさないことがいちばんなのです。
赤ちゃがむし歯菌に感染しやすいのは、生後半年~2年半くらいまでといわれています。
それまでにむし歯菌にうつらなければ、一生、むし歯になりにくいお口の環境ができあがります。
もちろん、その後でむし歯菌に感染することもありますが、2~3歳くらいまでにお口の環境ができあがるので、むし歯になりやすいか、なりにくいかが決まるのです。
むし歯になりにくいお口の環境を手に入れられれば、もしむし歯菌がうつったとしても、他の人よりもむし歯ができたり、悪化したりしにくくなるでしょう。
高須岡林歯科では、お子さんの歯の定期検診やクリーニング、むし歯予防の処置を行っています。
お子さんの歯についてお困りのことがあれば、何でもお気軽にご相談ください。お待ちしています。
2020年7月23日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
「毎日歯を磨いているのに、またむし歯ができた!」とお悩みの方は、もしかすると歯みがきの方法を間違えているかもしれません。
「そもそも正しい歯みがきの方法なんであるの?」と疑問に思うかもしれませんが、正しい方法で歯を磨けば、むし歯や歯周病を予防
できますよ。
正しい磨き方といっても、難しくはありません。
ポイントは、汚れがたまりやすいところを重点的に磨くこと。
汚れがたまりやすい場所は、「歯と歯のすき間」「歯と歯ぐきの境い目」です。
ここは、一般的な歯ブラシでは毛先が届かず磨き残しができやすい場所です。
歯間にネバネバした歯垢がたまり、細菌の温床となって増殖し、そこからむし歯や歯周病になってしまうことが多いのです。
歯間をしっかり磨くためには、デンタルフロスや歯間ブラシなど、歯間専用の清掃器具をプラスした歯磨きを行います。
デンタルフロスには糸巻タイプとホルダータイプがありますが、初心者はホルダータイプが使いやすいでしょう。
糸の太さには色々なサイズがあります。慣れないうちは、歯間にスルッと入りやすいワックス加工タイプを選ぶと使いやすいですよ。
掃除の仕方は、歯と歯のすき間にフロスを入れたら、歯の側面に沿って汚れを掻き出すように引き上げるだけ。これを歯1本1本に対して数回ずつ繰り返し、歯間の汚れを取り除いていきます。
歯と歯のすき間にいれると水分を吸ってスポンジのように膨らむ特殊な素材できたフロスもあります。フロスが太いと、一度にごっそり掻き出せるのでスムーズにケアできますよ。
フロスにはいろいろな種類が揃っています。自分の歯間に合ったものを選ぶといいですね。
もし、どれを選んでいいかわからないという場合は、歯科で相談してみましょう。お口の状態に合った清掃具の選び方や、効果的なセルフケアの仕方を教えてもらえます。
何でもお気軽にご相談ください。
2020年7月15日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
「乳歯がむし歯になっても、どうせ抜けるから構わない」と思っていませんか?
乳歯のむし歯を放置していると、あとから生えてくる永久歯もむし歯になることが多いのです。ひどい時には、永久歯がうまく発育できずに生えてこないことも…。
乳歯はいずれ生え変わるから大丈夫、と考えるのではなく、健やかな永久歯のために乳歯のむし歯を予防することが大切です。
乳歯がむし歯になると、お子さんの成長にさまざまな悪い影響を及ぼします。
●栄養が摂れなくなる
乳歯がむし歯になって痛みはじめると、食べものを噛みにくくなります。
よく噛まずに飲み込んでしまうようになり、栄養の吸収が悪くなって胃腸の調子にも問題がでてきますし、固いものを食べられなくなって偏食になってしまうことも。
●永久歯の歯ならびが悪くなる
乳歯がむし歯になって抜けてしまうと、予定よりも早く歯1本分の空間ができてしまいます。
歯は、開いている空間へ寄っていったり倒れていったりする性質があるため、先に生えた隣の永久歯が空間を埋めてしまうことがあります。
そうなると、本来そこへ生えてくるはずの永久歯が生えてこれなくなって、飛び出して生えてしまいます。その結果、ガタガタと乱れた歯並びになるのです。
●永久歯もむし歯が多くなる
乳歯のむし歯が進行すると、抜けたあとも細菌のかたまりが膿になって歯根にたまっていることがあります。そこを通って生えてくる永久歯は、生えた途端、すでにむし歯になっていることがあるのです。
生えたての永久歯は大人の歯より弱いため、そこからむし歯菌がお口全体に広がって、あっという間にお口全体がむし歯だらけに…ということもあります。
永久歯の歯並びをキレイにしたい、むし歯にならないようにしたい、と考えるなら、乳歯の時期からお口の中のむし歯菌を減らすようにケアを継続していく必要があります。
歯並びが悪いことが原因で、お子さんが人と接することが億劫になったり、自信を失ったりすることもあるかもしれません。
また、見た目の問題だけでなく、磨き残しが多くなってむし歯リスクも高まります。
正しくきれいな歯並びは、お子さんの心身の健やかな成長に、とても大切なことなのです。
高須岡林歯科では、お子さんの歯の定期検診やクリーニング、むし歯予防の処置を行っています。
小さいお子さんのむし歯治療は、無理なことはせず、歯医者に慣れるトレーニングから行いますのでご安心ください。
お子さんの歯についてお困りのことがあれば、何でもお気軽にご相談ください。お待ちしています。
2020年7月8日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
厚生労働省の調査によると「肺炎」は、心疾患や癌と同様に、常に日本人の死因の上位に入っています。高齢になるほど、肺炎が原因で亡くなる方が増加します。
それには、高齢であるがゆえの理由があります。「飲み込む力の低下」です。
ここでは、飲み込む力が弱くなっているためにおこる誤嚥(ごえん)性肺炎と、その予防法についてお伝えします。
ご高齢の方や介護を受けている方は、食べものを飲み込む力「嚥下(えんげ)力」が弱くなっています。
そのため、誤って唾液や食べもののかけらが気管から肺へ吸い込まれてしまう誤嚥(ごえん)を起こしやすくなっています。
このときに、歯周病菌などの細菌が一緒に肺へ入り込んでしまうと、そこから肺炎を引き起こすことになるのです。
肺炎で亡くなったご高齢の方から、歯周病菌が見つかることが多くなっています。
高齢になって飲み込む力が弱くなったら、誤嚥(ごえん)のリスクが高まります。
お口の中の歯周病菌を肺へ運んでしまわないよう、お口のケアには人一倍、気を付けるようにしてください。
歯周病菌を減らすためには、こまめに自分で歯みがきを行うのが基本です。自分でケアが難しい場合は、プロにケアを依頼するのがおすすめです。
訪問歯科では、歯科医院に通うのが難しい方のために、歯科医師、歯科衛生士が施設やお住まいへおうかがいし、医院内と同様のケアをご提供しています。
入れ歯の調整、むし歯の治療をはじめ、誤嚥性肺炎を予防するための口腔ケアを定期的に受けられます。お口の中を清潔に保ち、誤嚥性肺炎を予防しましょう。
口腔ケアを継続して歯周病菌が減少すると、肺炎の発症率が下がったという調査報告もあります。
口腔ケアを受けると、口臭予防ができるので、お世話をされているご家族にも好評です。
また、お口の機能のリハビリテーションも行いますので、なかには噛む機能が回復して「食べるのが楽しくなった」、お顔の筋肉がやわらかく動きやすくなって「笑顔や会話が増えた」という方もいます。
個人差はありますが、口腔ケアは、お口の中だけでなく全身の健康や認知症の予防にも役立つことが明らかになっています。
高須岡林歯科では、訪問歯科を行っています。ご希望の方は、フリーダイヤル(TEL 0120-55-6487)へ、お気軽にお問合せください。