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2021年11月10日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
女性は妊娠すると風邪薬などが飲めなくなるため、普段以上に身体の健康に注意するようになりますよね。
これは、お口の中の健康においても例外ではなく、妊娠中は歯が悪くなりやすいのです。
なかでも、深く関係してくるのが歯周病です。
今回は、妊娠と歯の健康の関係についてお伝えします。
妊娠すると体調に変化が起こりますが、一目で分かるのがつわりです。
つわりの時期は吐き気に悩まされ、普段のように歯を磨けなくなってしまいます。
また、嘔吐することでお口の中が汚れますし、唾液の分泌量も低下して細菌が流れにくくなり、お口の中が不衛生な状態になってしまうのです。
そうなると、むし歯や歯周病になりやすく、歯の健康が危ぶまれてしまいます。
妊娠した女性はホルモンバランスに変化が起こり、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンの分泌が促進されます。
ただ、これらの女性ホルモンは歯周病菌の好物ですから、女性ホルモンの分泌量が増加することで、歯周病菌も繁殖しやすくなってしまいます。
そのため妊娠さんは歯周病になりやすく、そのうえ妊娠中の歯周病は、早産・低体重児出産の危険性を高めてしまうのです。
妊娠中は歯が悪くなりやすく、さらに歯周病にもなりやすい状態であり、これらを予防するにはお口のケアが欠かせません。
とはいえ、つわりの時期は歯磨きするのが辛く、そこで歯磨きの仕方を工夫する必要があります。
たとえば、下を見て前かがみになって磨けばつわりの辛さを緩和できますし、朝・昼・夜のタイミングにこだわらず、体調が良好で磨ける時に磨いておくのも良い方法です。
いかがでしたか?
妊娠して安定期に入れば比較的体調も安定するため、そのくらいの時期になったら歯医者に行って歯科検診を受けてみると良いでしょう。
お口のことで悩みがあれば、高須岡林歯科へお気軽にご相談ください。