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(祝日のある週の水曜は診療)
2020年9月25日
こんにちは。
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
定期検診に通って予防をしておくほうが、歯が悪くなってから治すより、ずっとお得になることを、ご存知でしょうか?
「歯の治療が終わったのに、どうして定期検診!?めんどくさい!」と思ったことがある人は、少なくないかもしれませんね。
今回は、定期検診に通う方が、結果的にお得になる理由をお伝えします。
ある調べによると、予防歯科の先進国では、定期検診に通っている人が約80~90%にも達しますが、日本では約2%にすぎないといいます。
そんな状態ですから、「歯の定期検診、本当に必要?忙しいし、費用もかかるし、歯が悪くなってから歯科に通う方がいい」という考えの人もいるでしょう。
しかし、果たしてそうでしょうか。
まずは、治療にかかる費用や時間を見ていきましょう。
定期検診にかかる費用は、保険適用の場合、1回約2000円~4000円程度です。
3カ月に1回くらいのペースで通うのがおすすめ。検診のあとのメンテナンスも含め、所要時間は、1回30分~40分程度です。
もし歯が悪くなってしまったら、一度虫歯になった歯は再発率が非常に高いので、
治療を繰り返したのち、入れ歯やインプラントなどの義歯の治療を受けることになる可能性が高まります。
そうなると、治療費は20万円~300万円にものぼります。
義歯の治療では、治療費だけでなく治療のために通院する時間もたくさんつくらなくてはなりません。
「定期検診に行かなかったら、そんなに簡単に歯が悪くなるもの?」という点が疑問な場合は、先ほど紹介した予防歯科の先進国と、日本における80歳のご高齢の方の歯の残存率の差に注目してみてください。
国民のほとんどが歯の予防意識を高くもっている北欧のスウェーデンでは、定期検診の受診率が約90%にのぼり、80歳の残存歯の平均21.1本といいます。
定期検診の受診率が約2%の日本はどうかというと、80歳の残存歯の平均は13本です。
スウェーデンとは8本もの差が出ているというから驚きですね。
しかも80歳で自分の歯で噛んで食べられる幸せを感じるためには、20本の歯が必要といいます。
失った歯は入れ歯やインプラントなどの義歯で補えますが、治療費や治療時間が必要になりますので、歯を失わないように予防しておくのに越したことはないでしょう。
あらかじめ定期検診を利用し、予防しておくと、歯の喪失リスクを最小限に抑えることができます。
また、歯でしっかり噛めると、認知症の予防になることが多くの研究であきらかになっています。
歯を失うと顔の歪みや老化にも拍車がかかりますので、見た目の健やかさ・美しさを保つためにも、歯科での定期検診&メンテナンスは有効です。
「これから定期検診を始めたい、まずは話を聞いてみたい」という方は、お気軽に高須岡林歯科へお越しください。一緒に予防を継続していきましょう。