ブログ|高知市高須の歯医者|高須岡林歯科

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誤嚥性肺炎を予防!口腔ケアで飲み込む力のリハビリを

2020年7月8日

こんにちは。
 
高知市高須の「高須岡林歯科」です。
 
 
厚生労働省の調査によると「肺炎」は、心疾患や癌と同様に、常に日本人の死因の上位に入っています。高齢になるほど、肺炎が原因で亡くなる方が増加します。
 
それには、高齢であるがゆえの理由があります。「飲み込む力の低下」です。
 
ここでは、飲み込む力が弱くなっているためにおこる誤嚥(ごえん)性肺炎と、その予防法についてお伝えします。
 
 

誤嚥性肺炎の原因は歯周病菌

ご高齢の方や介護を受けている方は、食べものを飲み込む力「嚥下(えんげ)力」が弱くなっています。
 
そのため、誤って唾液や食べもののかけらが気管から肺へ吸い込まれてしまう誤嚥(ごえん)を起こしやすくなっています。
 
このときに、歯周病菌などの細菌が一緒に肺へ入り込んでしまうと、そこから肺炎を引き起こすことになるのです。
 
肺炎で亡くなったご高齢の方から、歯周病菌が見つかることが多くなっています。
 
 
高齢になって飲み込む力が弱くなったら、誤嚥(ごえん)のリスクが高まります。
 
お口の中の歯周病菌を肺へ運んでしまわないよう、お口のケアには人一倍、気を付けるようにしてください。
 
 

歯周病菌を減らして重症化を予防

歯周病菌を減らすためには、こまめに自分で歯みがきを行うのが基本です。自分でケアが難しい場合は、プロにケアを依頼するのがおすすめです。
 
訪問歯科では、歯科医院に通うのが難しい方のために、歯科医師、歯科衛生士が施設やお住まいへおうかがいし、医院内と同様のケアをご提供しています。
 
入れ歯の調整、むし歯の治療をはじめ、誤嚥性肺炎を予防するための口腔ケアを定期的に受けられます。お口の中を清潔に保ち、誤嚥性肺炎を予防しましょう。
 
口腔ケアを継続して歯周病菌が減少すると、肺炎の発症率が下がったという調査報告もあります。
 
 

口腔ケアで口臭や認知症の予防も

口腔ケアを受けると、口臭予防ができるので、お世話をされているご家族にも好評です。
 
また、お口の機能のリハビリテーションも行いますので、なかには噛む機能が回復して「食べるのが楽しくなった」、お顔の筋肉がやわらかく動きやすくなって「笑顔や会話が増えた」という方もいます。
 
個人差はありますが、口腔ケアは、お口の中だけでなく全身の健康や認知症の予防にも役立つことが明らかになっています。
 
 

高須岡林歯科では、訪問歯科を行っています。ご希望の方は、フリーダイヤル(TEL 0120-55-6487)へ、お気軽にお問合せください。

 
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